【コラム】「合氣道」というロゴを作る際に「千字文」が使えそうです

2026年8月現在、八王子市合氣道連盟では2026年の演武会に向けて、参加賞のグッズ作成をしています。
例年、参加賞は「合氣道」という文字が入った何かになっている場合が多いのですが、新しいグッズを作る場合、この文字をどうするかが毎回問題になります。
2025年のグッズは、青柳隷書しもというフォントを使って作成していましたが、今年の文字をどうやって起こそうか…と考えたときに面白いアイデアを思いつきましたのでこの記事で共有します。
「千字文」について
いろいろ探していたところ、初学者に漢字を教えるために使われている「千字文」というものがあるのを見つけました。
これは、日本のひらがなで言う「いろは歌」のように、比較的よく出てくる千個の漢字が重複なく使われているという漢詩なのですが、これが非常に有名なため、いろいろな書家が見本としてこの千字文を書いたものが出版されています。
「合氣道」の文字は千字文に含まれている
そしてありがたいことに、「合氣道」の3文字はすべてこの千字文に含まれているのです!
そして、古今、営々と出版されてきた千字文の書籍のうち、古いものは著作権が切れており、パブリックドメインになっています。こういったものが Wikimedia などでは収集されていて、検索をすると色んな書を見つけることができます。
この中の好みのものから文字をピックアップすれば比較的高品位なロゴが作れそうなのです。
このページの画像について
試しに作ってみたのがこのページの冒頭に上げているもので、こちらは1884年刊行の玉木愛石による「真行草書千字文」の行書から文字をピックアップして、それを Inkscape のビットマップのトレース機能によってクリーンナップしています。それなりに様になっているのではないでしょうか?